2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

早朝の不気味な出来事(2)

サラリーマン時代にも、朝走っていた時期があった。 朝まだ暗い5時半頃に寮を出る。 近くに川があり、河原は格好のジョギングコースだった。 小一時間走って寮に戻り、食事をして出勤する。 寮は会社の道路を挟んで向かい側にあったので、 出勤には5分とか…

早朝の不気味な出来事(1)

昨日書いた学生時代に朝ジョギングしていた頃のこと。 山手線大崎駅近くの線路をまたぐ歩道橋があった。 毎朝走っている時には、その歩道橋を渡って品川埠頭に向かって行く。 ある朝、歩道橋の半ばまで来たときに、 突然女の絶叫のような泣き声が聞こえた。 …

朝のジョギング

父が入院して後、母は毎日病院へ行っている。 母は、夜もあまり眠れず、さすがに疲れているとのことなので、 朝の犬の散歩は私が行くことにした。 幸い、専門学校も休みに入っているので、朝から仕事ではない。 犬を連れて朝の町に出て歩くと、寒いのは寒い…

北京の寒さに強いおじさん

今日の大阪も寒かった。 2月だから寒いのも当たり前かもしれない。 しかし、北京の寒さはもちろんこんなものではない。 さらに東北になると想像を超えるレベルだと思う。 1984年2月、初めての海外旅行で北京へ短期留学に行った。 まず最初に驚いたのは…

書剣恩仇録

これまで何回も金庸作品について書いている。 生徒さんが寄贈してくださるおかげで次々と読んでいる。 基本的には、通勤の行き帰りの電車の中で読む。 おかげで電車に乗っている時間が長いと感じることはない。 それどころか、もう少し乗っていたいと思うほ…

雑談(2)

学生時代に先生から聞いた印象深い雑談について。 高校時代の先生で、たいへんな釣り好きな人がいた。 私たち生徒もそれをわかっていて、 時々「つーり、つーり!」と釣りコールが起こる。 そうするとその先生は、 「じゃあ、ちょっとだけ。」と言って、 結…

雑談(1)

先ほどまで、お別れ会があった。 専門学校で中国語学科が閉鎖されることになったので、 慰労会のような形で香港飲茶のレストランで食事をした。 参加者は、講師をしていた中国人講師4人と日本人講師3人、 及びある講師のお子さん1人の計8人だった。 いろ…

旅のお伴

昨日、海外旅行のときに時代小説を読んでいて、 海外にいる気分を十分味わえなかったことがあると書いた。 かなり以前に、インドののどかな田舎に知り合いを訪ねて行った際、 肉体的にも精神的にもリラックスしたかったのだが、 たまたまその時に持って行っ…

時代劇(2)

池波正太郎にはまってからは、藤沢修平なども読むようになった。 ただ、海外旅行のときにこうした時代小説を持って行くと、 退屈な待ち時間をつぶすにはもってこいなのだが、 全然海外にいる感じがしなくて、海外旅行気分を味わえなくなることもある。 先日…

時代劇(1)

今日の授業で、何がきっかけか忘れたが、時代劇の話になった。 子供のときは、「水戸黄門」や「遠山の金さん」なども見たが、 その後興味を失った。 社会人になってから、弟が池上正太郎作品を読んでいたので、 借りて読むうちやはりはまってしまった。 「鬼…

文字盤

入院中の父親がようやくICUから出て、一般の病室に移った。 手術した腸閉塞の方は問題ないのだが、もともとの肺炎の方がひどく、 喉の下の方に穴を開けて、呼吸補助及び痰の処理をしているようだ。 したがって話せない。 紙の上にペンで字を書くのも大変なの…

鵜沼宏樹さんのこと(2)

鵜沼さんから教わったことは多いが、 特徴を言うならば、広い空間を意識したイメージを多用することだった。 気功にしても武術にしても、それまで知っていたものより、 広大な土地中国で伝えられたものであることがよくわかる内容だった。 また、私が教わっ…

鵜沼宏樹さんのこと(1)

恩人であり、先生であり、友人である人がいる。 鵜沼宏樹さんという人だ。 私が中国武術に興味を持つようになったきっかけは、 ブルース・リーと「男組」なのだが、 その後、「空手バカ一代」の洗礼を受け、空手バカ一代(1) (講談社漫画文庫)作者: つのだじ…

乞食組織(2)

かなり以前、中国の広州に留学したことがある。 このとき、市内を歩いていてやはり乞食を何人も見かけた。 手首がない人や皮膚のただれた人など、 様々な障害のもつ人が物乞いをやっていた。 中国人の先生に、そのことを告げたところ、 「中国では障害者に対…

乞食組織

金庸作品愛読が高じて、次から次へと作品を読んでいる。 あるやはり金庸フリークの生徒さんが、 「天龍八部」のVCDを貸してくださった。 VCDを見るより先に本を読みたいので、図書館で借りてきた。天龍八部〈第1巻〉剣仙伝説作者: 金庸,岡崎由美,土屋文子出…

情人節

今日は情人節だった。 私が子供のときには、こんなに大きなイベントではなかったように思う。 節分の海苔巻き同様、チョコレート業者の販促戦略に違いない。 中国では、男性から花を贈ったりするのだと聞いた気がする。 幸い私もいただくことができたが、や…

最も幸福を感じたとき

教室の授業で、中級の後半クラスになると、 授業の最後に簡単な会話を行う。 通常は、私がテーマを伝えると、 それに対して生徒さんがそれなりの答えを考えて、 中国語で答えるという形をとる。 テーマはその時々で様々ではあるが、 ある時に、「これまで最…

カルタ

今日は、中国人留学生に日本語を教える仕事の今年度最後の授業だった。 試験も終わり、春節でもある。 さらに今日が最後の授業と言うこともあって、 学生はダレていて、通常授業はとてもできそうにない。 また生徒からは以前から 「先生、最後の授業は何をす…

春節祭の剪紙実演

連休だったので、 家族で家内の実家の神戸へ行った。 神戸南京町の春節祭に、 生徒さんの剪紙実演販売も見に行った。 普段から土日はたいへんな人が出るのだが、 春節祭ということでさらに賑わっていた。 剪紙実演は、11時からだったが、11時半頃には黒…

酒場放浪記

サラリーマン時代には、よく飲みに行ったが、 今の仕事をするようになって、 仕事帰りに飲みに行くようなことはなくなった。 毎日夜9時頃まで授業があるためだ。 ところが、テレビの番組の影響で、 たまの休みの日などに居酒屋に行ったりするようになった。…

今日は大阪でも雪が積もった。 何年ぶりだろうか? この冬でも何回か雪は降ったが、積もることはなかった。 だいたい大阪の私の住む地域では、積雪はほとんどないのだ。 午後3時頃仕事を終えて、帰宅した。 庭に出て子供と、小さいながらも雪だるまを作った…

連城訣

金庸作品が私の教室で流行っていることは以前に書いた。 文庫本になったものは、その都度読んでから寄贈してくださる方がいる。 また、流行っているのを知って、 文庫化されていない自分のもっている単行本を寄贈してくださる方もある。 いずれの作品も読み…

専門学校の仕事終了!

今日の午前中で、11年続いた専門学校での授業を終えた。 来週からの試験監督をやり終えると、残すは卒業式のみとなる。 次年度からの応募生徒数が少ないために、 中国語科自体がなくなることになってしまったのだ。 これまでいろいろな生徒がいた。 素直で…

うらばなし

水曜日の生徒さんは話し好きなので、よく脱線する。 面白いので、つい私も聞いてしまうのだが。 またしてもその生徒さんから聞いた話。 この人は以前、車のセールスマンだった。 ショールームのあるような所にいて、その後外回りの営業に出るのだが、 その事…

出演

「ぐるっと関西」を見た。 昨日はNHKの悪口を書いたわけだが、番組は良かったと思う。 この生徒さんは誰とでも友達になれる、 明るくて人当たりの良い人である。 番組では、そうした人柄が良く現れていたと思う。 剪紙の紹介や実演はもとより、バレンタイン…

テレビの取材

少し前にこのブログでも紹介した、 剪紙をされる生徒さんが、 明日2月5日(火)11時30分からの、 NHK「ぐるっと関西お昼前」という番組に出演されることになった。 興味のある方は是非見てください。 そういえば、 かつて私もNHKの取材を受けた…

海苔巻き

父親の容体が落ち着いてきたので、安心した。 今日は節分だったので、豆まきをした。 子供が楽しみにしているのでやるのだが、 やはりこういう行事は子供にとって思い出になるので、 やった方がよいと思う。 ただ、一定の方角を向いて海苔巻きを食べるという…

上海の詐欺

今日は上級班の中国人講師による会話授業だった。 今日のテーマは「詐欺」だったので、いろいろな話が出たのだが、 中国人の先生が巻き込まれかけた詐欺の話。 上海に豫園という有名な観光地がある。 その中に、これまた有名な小龍包の店があり、 先生はこの…

父の入院(2)

状況が急転した。 容体が悪いため、急遽緊急手術を行うことになった。 午後に予定していた個人授業を、 無理を言ってキャンセルしてもらい、 病院に行って手術同意書などにサインした。 いわゆるインフォームドコンセントというやつで、 医師が細かく説明し…