カルタ

今日は、中国人留学生に日本語を教える仕事の今年度最後の授業だった。
試験も終わり、春節でもある。
さらに今日が最後の授業と言うこともあって、
学生はダレていて、通常授業はとてもできそうにない。
また生徒からは以前から
「先生、最後の授業は何をするんですか?」と聞かれていた。
他の先生に聞くと、百人一首などをしたりするという。
私の持っているクラスで、百人一首は難しすぎると思った。
そこで結局カルタをやることに決めた。
以前から子供と見ていた番組に、
教育テレビの「にほんごであそぼ」というのがある。
小さい子供にも優れた日本語を聞かせようという意図があるようだ。
その番組で短いセンテンスを集めたカルタがあり、
うちでは気に入って買っていた。

にほんごであそぼ いろはかるた

にほんごであそぼ いろはかるた

そして今回それを使うことにした。
さみだれをあつめてはやしもがみがわ」とか
「しらざあいってきかせやしょう」とかだ。
意味を解説していたら授業時間内に到底終了しないので、
いくつかクイズにしたりして、少し勉強した後、カルタをやった。
案の定、彼らはゲームや勝負となると、俄然熱くなる。
最後を飾る授業としては、遊びに走ったきらいもあるが、
今年もひとしごと終わった。