2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

突然の出来事

昨晩、仕事を終えて帰宅して、 少しのんびりしたとき、 家内の携帯にメールが入った。 四国に住む家内の姉が、 緊急手術を行い、入院中だという。 何年か前に、家内の姉は同様の手術を行い、 経過は問題なく全快していたのだが、 今回は少し違うところに異常…

花の歳月

宮城谷昌光「花の歳月」を読んだ。花の歳月 (講談社文庫)作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/01/11メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見る前漢の時代、 貧しい家に生まれながら、 運命により漢の皇帝の妻となり…

テスト期間

今日から、 専門学校の私の授業では、 後期中間テストが始まる。 そして、 中3のうちの長男は、 今日から期末テストが始まる。 中3だと定期テストや実力テストは、 そのまま内申書に影響する。 長男もその重要性は認識しているようで、 今朝は早く起きて勉…

粗忽

昨日仕事に行く電車の中で、 図書館で借りた本を開いた。 読み始めてしばらくして、何か違和感を感じた。 「この話、知っている。」 さらに読み進んで納得した。 以前に読んだことがあったのだ。 情けない。 すっかり忘れてしまっていた。 何回も繰り返して…

選別

このブログを、 日頃読んで下さっている生徒さんから、 「たくさん本を読んでますね。」 とか、 「いつ読んでるんですか?」 とか言われることが多い。 本はほぼ毎日、 電車の中や授業前の教室で読んでいる。 しかし実は、 もう少し多く読んでいるのだ。 こ…

温習

中国語教室の授業において、 声調練習というものをやっている。 その中で「温習(wen1 xi2)」という言葉が出てくる。 これは「復習」という意味である。 本来中国語にも「復習(fu4 xi2)」ということばがある。 とりあえずこの2つを、 復習を意味する言葉と…

臨場

横山秀夫「臨場」を読んだ。臨場 (光文社文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/09/06メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 31回この商品を含むブログ (111件) を見る検視官を中心とした短編で描かれる警察物である。 8つある短編それぞれ…

キング

堂場瞬一「キング」を読んだ。キング作者: 堂場瞬一出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2003/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るマラソンの小説である。 オリンピック選考レースに挑む、 同期3人の選手を描いている。 主人公の性格の…

重宝

少し前に買った、 ランニング用のタイツとサポーターだが、 大変重宝している。 寒さと故障対策で買ったのだが、 それどころではない効果がある。 何回か使って走ってみたが、 筋肉の疲労度が圧倒的に減ったのだ。 走った翌日は走らないで休む。 なるべく隔…

愛される犬

先日朝の犬の散歩で、 やはり散歩している年配の夫婦に会った。 どうもうちの犬も知っている人たちらしく、 犬は腹ばいになって座り、 大人しく撫でられていた。 うちの犬は、ボーダーコリーである。 本来は羊追い犬であって、 その本能からか、 家の前を走…

恋する空港

新野剛志「恋する空港」を読んだ。恋する空港―あぽやん〈2〉作者: 新野剛志出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/06メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見る前回読んだ「あぽやん」の続編である。あぽやん作者: 新野剛…

太極拳教室(2)

最近になって、 太極拳について問い合わせがあり、 2人の女性が参加されることになった。 最初に来られた方は、 学生時代にテコンドーをやって膝や腰を痛め、 他の太極拳を習ったが、 ただの手足の体操であるのに飽きたらず、 体内の感覚を得たいと思い来ら…

太極拳教室(1)

私が主宰する中国語教室内で、 太極拳教室をやるようになって数年が経つ。 http://www.osakachubun.com/taiji.html 趣味が高じて始めたわけだが、 これが最近だんだん面白くなってきた。 教えているのは、 以前このブログにも書いて紹介した、 鵜沼宏樹さん…

サポーター

冬になって朝走るときに、 アキレス腱やふくらはぎを痛めたことが、 2度ほどあった。 疲労がたまっていたこともあるが、 夏にはこんなことはなかったことから、 寒さが原因であろうと思った。 これに懲りたので、 ランニングタイツを買った。 寒さを防げる…

満月ケチャップライス

友人である直木賞作家、 朱川湊人氏の新作「満月ケチャップライス」を読んだ。満月ケチャップライス作者: 朱川湊人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る主人公というのか、この作品の中心人物であ…

冬支度

私は子供の頃から、 ちゃんと日記を書いたことがない。 夏休みの宿題など、 しょうがなくてやったものはあるが、 自分で一念発起して日記を続けたことはない。 ところが不思議なことにブログは続いている。 こうしてブログを書いていると、 読み返せば、自分…

あえて矯正

今学期になってから、 私が主宰する中国語教室のいくつかのクラスで、 改めて始めたことがある。 中級になって有る程度キャリアがあっても、 だんだん発音や声調がおざなりになる場合がある。 こちらも大した問題でもないと 軽く考えてしまっていた。 そのう…

愛しの座敷わらし

萩原浩「愛しの座敷わらし」を読んだ。愛しの座敷わらし作者: 荻原浩出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2008/04/04メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (44件) を見るこれも生徒さんに貸していただいた。 ただ、映画の広告を見た事があ…

あぽやん

新野剛志「あぽやん」を読んだ。あぽやん (文春文庫)作者: 新野剛志出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/10/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (15件) を見る生徒さんがこの本を貸してくださった。 旅行会社の空港支所に勤め…

侠骨記

宮城谷昌光「侠骨記」を読んだ。侠骨記 (講談社文庫)作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/02/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る4つの短編から成り、 それぞれ時代と主人公が異なる。 表題の「侠…

大会体験(6)

大会ではペースが大事だとよく言われる。 焦って速くなると、後できつくなる。 実際スタートすると、 あまりの人数で自分のペースなど関係ない。 まるで歩くようにゆっくり走り始めた。 ウォームアップとしてむしろ都合のいいスタートであった。 体が慣れて…

大会体験(5)

大会当日、 午前中は少しでも足の痛みを癒すべく、 大人しく休んでいることにした。 そして11時頃、家を出た。 家内、次男と共に駅を出て淀川沿いまで歩く。 道すがらスポーツウェアを着た人たちとすれ違う。 午前中から行われていた、 フルやハーフマラソ…

大会体験(4)

大会前日、 祝日なので1日ゆっくり休み、 少しでもふくらはぎの痛みをやわらげることにした。 この日、長男は友達と出かけることにしていた。 受験生ではあるが、 ここのところ彼にとってハードな日程が続いたので、 たまには遊びに出るのも良しとしたのだ…

大会体験(3)

ふくらはぎとアキレス腱の痛みがあるため、 数日は怖くて走れず、 無理せず練習を休むことにした。 大会には家内と次男が来てくれることになった。 受験を控えた長男は留守番である。 大会の前々日、午前中時間があったので、 会場までの足をどうしようと思…

大会体験(2)

大会にエントリーしてからは、 隔日あるいは2日に1回は走るようになり、 だいたい1回に5キロから10キロ走った。 ランニングに関する本も読み、 フォームや日常生活にも気を配るようになった。 その後、徐々に身体が変わっていき、 だんだん楽に走れる…

大会体験(1)

昨日、大阪・淀川市民マラソンの 10キロの部に出場した。 エントリーしたのは、 5月だったか6月だったかはっきりしない。 とにかく本格的に走り出したのは、6月だった。 エントリーする際に、 10キロをどれくらいの時間で走れるか、 自己申告しなけれ…

交錯

堂場瞬一「交錯」を読んだ。交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)作者: 堂場瞬一出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2010/01/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (9件) を見るお蔵入りになった事件を、 追跡捜査する部門にい…

駐在刑事

笹本稜平の「駐在刑事」を読んだ。駐在刑事作者: 笹本稜平出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る東京から奥多摩の山里に左遷された刑事の話である。 私はだいたい警察物を読むことが多い。 そしてこ…

袢纏

昨日の授業終了後、 生徒さんたちと教室を出たとき、 外のその寒さに驚いた。 帰宅しても、 その寒さに震えるほどであった。 急に冬になったようだ。 たまらず袢纏を出した。 もうこんな季節になったのだと感じた。

陰の季節

横山秀夫「陰の季節」を読んだ。陰の季節作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見るこの作家の作品を読んだのは初めてだ。 面白い警察小説として紹介してあったので…