専門学校の仕事終了!

今日の午前中で、11年続いた専門学校での授業を終えた。
来週からの試験監督をやり終えると、残すは卒業式のみとなる。
次年度からの応募生徒数が少ないために、
中国語科自体がなくなることになってしまったのだ。
これまでいろいろな生徒がいた。
素直でよく勉強する子もいれば、
本人の性格や親の教育を疑いたくなるような子もいた。
私もストレスで胃が痛むことがよくあった。
最後の1年生は、これまでの苦労をまるでねぎらうかのような、
素晴らしい生徒ばかりで、気持ちよくこの仕事を終えることが出来た。
専門学校の経営および事務サイドには、
主要学科である英語科に比べて中国語科を軽視する傾向があったが、
私はこの仕事を通じて、中国語そのもののレベルアップに加え、
授業スキルを大きく高めることが出来た。
また、クラス担任に加え、中国研修引率などで
「様々な要素を持つ多くの学生をまとめていく」
ということなど多くを学ぶことが出来た。
同僚の中国人の先生達とも仲良く、
お互い助け合ういい人間関係を築くことが出来た。
何よりも最後まで自分のやるべきことを全うできた、
ということを我ながら誇らしく思う。
世の中にはもっと大きな責任を背負い、
立派な仕事をしている方も多いと思うし、
今回のことは、私のささやかな達成感でしかないのだが、
それでも今日は何か晴れやかな気持ちで帰路に着いた。