時代劇(2)

池波正太郎にはまってからは、藤沢修平なども読むようになった。
ただ、海外旅行のときにこうした時代小説を持って行くと、
退屈な待ち時間をつぶすにはもってこいなのだが、
全然海外にいる感じがしなくて、海外旅行気分を味わえなくなることもある。
先日の授業では、大河ドラマにも話が及んだ。
私が最も最近見たのは「功名が辻」であったが、
ここ十年ほどは、基本的にはほとんど見ていない。
子供のときに見た中で、私にとっての白眉は「花神」であった。
これは長州の大村益次郎を主人公として描いたものだが、
大河ドラマでは「世に棲む日々」の吉田松陰も、
もう一人の主人公として描かれていた。
大村益次郎中村梅之助吉田松陰篠田三郎であった。
二人とも本物そっくりで評判が大変よかったと記憶している。

花神(上) (新潮文庫)

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新装版 世に棲む日日 (1) (文春文庫)

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