読書

本の情報

いつの間にか、 私もXを見るようになった。 勿論自分から発信することはなく、 他の人のツイートを見るだけだし、 いくつかフォローもしている。 昨日フォローしている作家が、 この本はとても良い、 と推薦している本が紹介されていた。 そこで家内が借りて…

マンガ買い取り

昨日は、 一駅隣のブックオフに行き、 もう要らないと思えるマンガ、 約20冊を買い取りしてもらった。 午前10時半頃店に入ると、 年配の人が割とたくさんいて、 買い取りしてもらう列にも、 2,3人いたのに驚いた。 査定に1時間ほどかかると言うので、 近く…

春の景色

昨日は、 図書館に本を返しに行った。 大阪市立中央図書館で借りた本を、 鶴見区の図書館に返しに行ったのだ。 ここなら自転車で行ける。 このところ小説などは読んでいない。 少し関心のある武術の本3冊であった。 昨日は晴れていて暖かく、 小1時間ほどの…

松林流(2)

松林流流祖長嶺将真先生は、 沖縄空手の有名な達人である、 喜屋武朝徳に学び、 チャンミーグヮー (集英社文庫) 作者:今野 敏 集英社 Amazon また実戦名人として知られている、 本部朝基にも学んでいる。 武士猿 (集英社文庫) 作者:今野 敏 集英社 Amazon 首…

怪物の木こり

倉井眉介「怪物の木こり」を読んだ。 怪物の木こり (宝島社文庫) 作者:倉井眉介 宝島社 Amazon ぼんやりテレビを見ていた時に、 誰かがとても面白いと言っていたので、 興味をそそられて読んだのだ。 サイコパス連続殺人事件についての話だ。 普通の警察の捜…

朱川作品漫画化

年賀状代わりにと、 先日大学時代の友人たちと、 ライングループを作った。 その中で近況報告などしたが、 朱川湊人氏の作品が、 漫画化されていたのを知った。 mechacomic.jp いくつも読めるようになっていたが、 やはり私は「昨日公園」が好きだ。 都市伝…

地怪

金持神社からの帰り、 なんばOCATでバスを降りて、 そのまま近くのジュンク堂書店で、 マンガの本を買った。 鯛夢「ある設計士の忌録 地怪」である。 ある設計士の忌録(5) 地怪 (HONKOWAコミックス) 作者:鯛夢 朝日新聞出版 Amazon 人気シリーズ第5作である…

白鶴亮翅

多和田葉子「白鶴亮翅」を読んだ。 白鶴亮翅 作者:多和田 葉子 朝日新聞出版 Amazon 題名の白鶴亮翅は太極拳の技の名である。 簡化24式太極拳では3つ目の技だが、 主要な太極拳にはみんな入っている、 太極拳の代表的な技である。 少し前に、 私の太極拳教室…

野鳥図鑑

障害のある次男は、 平日は施設で働いている。 土曜日は家内があちこちに連れ出す。 そして日曜日は私が外に連れ出す。 昨日は私の通勤圏内にある、 大阪市内の大きな書店に行った。 次男は好きな電車に関する本を見る。 そして次に好きな動物に関する図鑑を…

新入会員

先週の土曜日、 私が主宰する太極拳教室である、 外丹内功太極拳教室で、 久しぶりに新しく入会された女性があった。 https://oswntaiji-1.jimdosite.com/ これまで入会された方は、 フェリシモの講座を経て、 参加されることが多かったが、 www.felissimo.c…

天龍八部

今BSで金庸の「天龍八部」をやっている。 天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニーDVD-BOX1 トニー・ヤン Amazon これは金庸の武侠小説で、 天龍八部(一): 《金庸作品集》修訂版 (Traditional Chinese Edition) 作者:金庸 遠流 Amazon 私は原作を読んだし、…

図書寄贈

先日古い本を処分する際に、 本の選別を行なった。 ボロボロでもないし、 捨てるに忍びない本を、 図書館に寄贈することにしたのだ。 そして昨日、 旅行用カバンやリュックなど、 5つの入れ物に本を詰め込み、 家内と私が自転車2台で図書館に運び、 図書館に…

古本処分

一昨日、 家にあった古本をまた処分した。 私や弟が子供の頃に読んでいた本が、 かなり残っていた。 母は中々物を捨てない人だったのだ。 タイガーマスクの絵本とか、 「いやいやえん」「車の色は空の色」など、 いやいやえん (福音館創作童話シリーズ) 作者…

身固異談

籠三蔵「身固異談」を読んだ。 現代雨月物語 身固異談 (竹書房怪談文庫 HO 540) 作者:籠 三蔵 竹書房 Amazon この作家の作品3作目である。 幽霊話もあるが、 神社関係の話や祓い師などの話が、 特徴的であり面白い。 ただこのシリーズを読んでいると、 神社…

物忌異談

籠三蔵「物忌異談」を読んだ。 現代雨月物語 物忌異談 (竹書房怪談文庫 HO 484) 作者:籠 三蔵 竹書房 Amazon 前作に続けて怖い話も多いが、 神仏の話もある。 私のお気に入りは「痩鬼」と「キリストの墓」。 「魔物(後)」では関西の神社の話も出てくるが、 …

方違異談

籠三蔵「方違異談」を読んだ。 方違異談 現代雨月物語 (竹書房怪談文庫) 作者:籠三蔵 竹書房 Amazon アマゾンの紹介文を読んで、 興味を引かれて買ったのだ。 怪談が28編収められている。 怖い幽霊話は勿論あるのだが、 この作家の作品が他と異なるのは、 神…

小原弘万(2)

本を読むと、 小原弘万という人が、 どんな人だったか分かる。 実際に見たわけではないが、 私が子供の頃はテレビ番組にも、 度々出ておられたらしい。 本の題名通り念写で有名らしいが、 般若心経を百万回読誦して、 神通力を身につけたという。 私が何より…

小原弘万(1)

先日のブログで、 「高王白衣観音経」について書いた。 このお経を知ったのは、 小原弘万という人の著書からだった。 この本は「密教の念写」という本で、 太極拳を通じて知りあった友人の真言宗僧侶、 故竹内阿明さんからいただいた。 この本をきっかけに小…

高王白衣観音経

昨日このブログに書いた、 万頼声「武術彙宗」には、 もう1つ面白いことがあった。 後半に宗教の修行についても、 詳しく書かれていたのだ。 中国のものなので、 勿論仏教や道教に関するもので、 お経や真言が列挙されていた。 「般若心経」や「大悲呪」など…

武術彙宗

先日捨てる古本を選別していて、 かなり前に買っていた中国の武術本を見つけた。 万頼声「武術彙宗」という本である。 勿論全て中国語で書かれているが、 自然門という武術を紹介した古い本で、 練功法、拳法、剣術、棍術、槍術など、 古い本なのに白黒写真…

寄贈

昨日は図書館に行った。 古い本を寄贈するためだ。 約40冊で父の古本も含まれていた。 先に図書館に電話すると、 図書館に置く、 リサイクル市に出す、 処分するなど判断は図書館がする、 ということを確認された。 勿論こちらに異存はない。 自転車で運んで…

時宗

高橋克彦「時宗」を読んだ。 時宗 全4冊合本版 (講談社文庫) 作者:高橋克彦 講談社 Amazon 鎌倉時代の執権北条時宗が主人公だが、 4巻あるうちの前半2巻は、 時宗の父の北条時頼が主人公と言える。 時頼が執権となってから、 幕府内部の謀反などの問題や、 …

黒牢城

米澤穂信「黒牢城」を読んだ。 黒牢城 (角川書店単行本) 作者:米澤 穂信 KADOKAWA Amazon 戦国大名荒木村重が、 織田信長に謀叛を起こす。 その阻止のために、 村重に会いに行った黒田官兵衛が、 逆に牢に繋がれてしまう。 ここまでは大河ドラマで知っていた…

邦人奪還

伊藤祐靖「邦人奪還」を読んだ。 邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき― 作者:伊藤祐靖 新潮社 Amazon 誰だか政治家のブログで、 面白いと紹介されていたので、 読んでみたのだが、 細かく詳細な情報量に驚く。 小説ではあるが、 そのリアルさが興味深い。 そ…

天を測る

今野敏「天を測る」を読んだ。 天を測る 作者:今野敏 講談社 Amazon 今野作品は、 警察ものや武道ものが多いが、 時代小説は珍しい。 主人公は小野友五郎という人で、 幕末の算術家、海軍軍人、財務官僚。 幕臣で咸臨丸に乗って渡米している。 徹底して論理…

怪談売買所

関西に怪談売買所というのがある。 kwaiutsuro.org 宇津呂鹿太郎という人が、 NPO法人宇津呂怪談事務所を開設。 客が怪談を話すと100円くれる。 また宇津呂さんに、 怪談を語ってもらうと100円払う。 この形で怪談を売買するのだ。 私はラジオで宇津呂さんを…

卒業旅行

沢木耕太郎「天路の旅人」を読んでいて、 天路の旅人 作者:沢木耕太郎 新潮社 Amazon 大学卒業時に友人と2人で、 インドネパール旅行に行ったことを思い出した。 読んでいると、 懐かしい地名がいくつも出てきた。 1か月かけての旅行だった。 冒険というほど…

霊幻怪異始末

昨日紹介した密教漫画、 永久保貴一「霊験修法曼荼羅」は、 5巻で終了した。 しかし他の密教僧を主人公にした続編、 永久保貴一「霊幻怪異始末」がある。 こちらは題名こそ怪異となっていて、 確かに怪異譚もあるものの、 密教について解説した内容も多く、 …

霊験修法曼荼羅

家の宗派が真言宗だ、 と分かったことも大きいが、 真言密教に興味を持つきっかけには、 もう1つ漫画の存在がある。 中国語教室をやっていた当時、 ある生徒さんから教えてもらったのだ。 永久保貴一「霊験修法曼荼羅」である。 密教僧 秋月慈童の秘儀 霊験…

寄贈と廃棄

ここ数年ずっと、 長い休みには断捨離をやっている。 これは終活の一部でもある。 父や母が残したものの処分が、 案外大変だったので、 自分の子供には面倒をかけたくないのだ。 その中で本の処分が大変だったが、 かなり減らすことが出来た。 古本屋に売る…