おばあさんの話から、 これまでの事情を知った生徒さんのお母さんは、 現在の状況を聞いてみると、 要求された金額を集めて、 箱に入れてテープでぐるぐる巻きにして、 弁護士の来るのを待っている状況だという。 その金額は何と1千万以上。 おばあさんは、 …

生徒さんの話の続き。 ある日、 生徒さんのお母さんが、 そのおばあさんに、 ＡＴＭの使い方が分からないから、 一緒に銀行に行ってほしいと頼まれた。 そこで一緒に行ったところ、 高額のお金を引き出したので、 「大丈夫なのか」とか、 「和歌山に居る娘さ…

昨日の生徒さんから聞いた話。 生徒さんの近所のおばあさんの家に、 ダイレクトメールが届いた。 読んだが内容がよくわからず、 破って捨てた。 どうも近所の1人暮らしのおばあさん宛に、 そうした手紙がたくさん送られたらしい。 その後のある日、 電話がか…

小野不由美「営繕かるかや怪異譚」を読んだ。営繕かるかや怪異譚作者: 小野不由美出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2014/12/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (22件) を見る先日読んだ作品がよかったので、 早速他の小野不由美作品を読んで…

長岡弘樹「教場」を読んだ。教場作者: 長岡弘樹出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/06/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (27件) を見る初めて読む長岡作品の長編である。 警察学校を舞台にした小説で、 冷静で鋭い観察眼を持つ教官が主人公。 登場…

一昨日の晩、 昨日紹介した「残穢」を読み終わって寝た。残穢作者: 小野不由美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/07/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (71件) を見る読み終わった安堵感はあったが、 恐い感じが残ったまま…

小野不由美「残穢」を読んだ。残穢(ざんえ) (新潮文庫)作者: 小野 不由美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/07/29メディア: 文庫この商品を含むブログ (25件) を見るこれはとても怖い話である。 いわゆる怪談物であるが、 普通のものとはかなり異なる。 …

昨日は大相撲の千秋楽であった。 思えば、 今うちでよく見るプロスポーツは、 この相撲だけである。 もともと野球やサッカーなどの、 いわゆるメジャースポーツには関心がなかった。 そもそもチームで行う団体スポーツに、 あまり興味が持てなかったのである…

昨日の「世にも奇妙な物語」を見て。 一番最初から「昨日公園」だった。 ドラマの出来も悪くなかった。 ただ、 前回の堂本版もそうだったが、 主人公は大人であった。 原作では、 中心となる物語の主人公は小学生で、 最後の場面の主人公は、 息子とキャッチ…

昨日、 友人の作家朱川湊人氏から、 久しぶりのメールがあった。 今日放送されるフジテレビの「世にも奇妙な物語」で、 氏の短編の傑作「昨日公園」が放映されるという。 http://www.fujitv.co.jp/kimyo/201511-201512.html#num201512 前回の映像化は、 堂本…

先日の授業で、 生徒さんの知り合いが、 交通事故の加害者になってしまった、 という話を聞いた。 相手は事故が原因で、 植物人間になってしまい、 その上被害者家族とは、 補償問題について揉めているのだという。 どうも飲酒運転をしていたらしい。 その生…

フルマラソンを走って以来、 何となく意識も身体も変わった気がする。 いつも通りのコースを走っていても、 楽に走れる気がするし、 明らかにペースが速くなっているのだ。 そしてもっと速くなりたい、 という気持ちが強くなっている。 今朝スマホを持って走…

1週間に1回専門学校で、 選抜した優秀な学生のクラスの授業があり、 そこでは少し高度な翻訳の授業を行う。 このクラスの学生たちは、 日本語の小説をよく読んでおり、 時々私にその小説や作家を教えてくれる。 私も知らない作家もいて、 それをきっかけに作…

以前NHKの教育テレビで、 マラソンの番組をやっていた。 その時にコーチだったのが、 金哲彦さんだった。 その後、 金さんの著書を買って読むようになった。 その中で最もまとまっていると思えたのが、 「カラダ革命ランニング」であった。カラダ革命ランニ…

「新」があるのだから、 原本があるのだろうと思って、 買ったのがこの本である。 佐々木功「ゆっくり走れば速くなる」ゆっくり走れば速くなる―佐々木功のマラソン秘トレーニング (ランナーズ・ブックス)作者: 佐々木功出版社/メーカー: ランナーズ発売日: 1…

ランニングに関して、 次に私が買った本は、 浅井えり子「新・ゆっくり走れば速くなる」である。浅井えり子の「新・ゆっくり走れば速くなる」―マラソン・トレーニング改革作者: 浅井えり子出版社/メーカー: ランナーズ発売日: 1997/06メディア: 単行本購入: …

私がランニングにハマるようになった、 そのきっかけを作った本をいくつか紹介したい。 まず最初は、 大学生の時に古本屋で見つけた1冊。 ジェイムズ・フィックスの「奇蹟のランニング」。奇蹟のランニング―その効用と方法の完全報告 (1978年)作者: ジェイム…

今朝はかなり寒かったが、 走ってきた。 マラソン大会に出てから、 栄養補給の必要性を感じたせいか、 少し食べ過ぎていたため、 身体が少々重くタイムも悪かった。 しかしやはり走るのはいい。 その心地よさは格別である。 たとえ大会に出られないとしても…

昨日の日中は、 専門学校の授業が、 学校のイベントでお休みになった。 そして偶然にも、 次男が通う支援学校では、 授業参観があったので、 朝から出かけてきた。 授業内容は園芸で、 6月に植えたサツマイモの芋掘りであった。 父兄も参加するので、 私にと…

長岡弘樹「波形の声」を読んだ。波形の声 (文芸書)作者: 長岡弘樹出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2014/02/14メディア: 単行本この商品を含むブログ (14件) を見る7つの短編から成る。 以前読んだものは、このブログでも書いた。 http://d.hatena.ne.jp/ta…

先日の伯父の葬儀の後、 親戚が久しぶりに集まって、 いろいろ懐かしい話をすることが出来た。 後を継いでいる伯父の息子が、 「かつては親戚でよく集まったのに、 今ではこんな機会にしか集まれないのは、 寂しい限りだ。」 と話していたので、 また日を決…

先日、 母の兄である伯父が亡くなった。 一昨日には通夜に行き、 昨日は葬儀に参列した。 私が幼稚園に通う前、 伯父夫婦は一時期、 うちの2階に住んでおり、 私はこの伯父と伯母に可愛がってもらった。 伯父はその後会社を立ち上げ、 成功させており、 息子…

一昨日の朝、 マラソン大会後初めて走った。 私のレギュラーコースの8キロである。 気にしていた膝が痛くなることもなく、 気持ちよく走れただけでなく、 大会で走った感覚が残っているようで、 幾分ペースが上がっている感じがした。 来年の大会には、 もっ…

先日の専門学校の授業で、 生徒が裁判所に行った話をした。 ある先生の授業の一環で、 裁判所見学があり、 実際の裁判を傍聴したという。 「容疑者は凶悪な顔だった。」 「検察官はかっこよかった。」 「弁護士の話が速すぎてよくわからなかった。」 などい…

昨日の生徒さんとの話。 この生徒さんは、 かつて大手学習塾にお勤めだった。 その時、 生徒と一緒に昼ご飯を食べることがよくあり、 生徒の持ってくるお弁当を見る機会があった。 成績別に6クラスに分かれていたその塾で、 生徒の学力とお弁当の内容に、 明…

昨日の専門学校の授業でのこと。 様々な色がテーマだったが、 その中で「バラ色」というのがあり、 これは具体的な色ではなく、 「人生バラ色」などというふうに使う、 と説明すると、 学生の方から「リア充」という言葉が出た。 「リア充」とは、 バーチャ…

笹本稜平「尾根を渡る風」を読んだ。尾根を渡る風 駐在刑事作者: 笹本稜平出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る久しぶりの笹本作品である。 5つの短編作品からなっている。 以前に読んだ「駐在刑事…

マラソン翌日の昨日、 もちろん通常通り出勤した。 大会から帰宅してすぐ、 脚を水風呂につけて、 簡単なアイシングをした。 そして寝るときには、 冷湿布をあちこちに貼って寝た。 出勤時、 とりあえず歩くのに支障はなかったが、 スピードはどうしても遅い…

昨日、 淀川市民マラソンで、 私は人生初のフルマラソンを走った。 タイムは5時間16分。 私としてはまずまず満足である。 途中、 「やはりまだ時期尚早だったのではないか」 「ハーフにしておけばよかった。」 「本当に完走できるだろうか？」 などの思いが…

乃南アサ「凍える牙」を読んだ。凍える牙 (新潮文庫)作者: 乃南アサ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/01/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 114回この商品を含むブログ (75件) を見る連続殺人事件を追う女性刑事が主人公。 相棒になるベテラン刑事と…