時代劇(1)

今日の授業で、何がきっかけか忘れたが、時代劇の話になった。
子供のときは、「水戸黄門」や「遠山の金さん」なども見たが、
その後興味を失った。
社会人になってから、弟が池上正太郎作品を読んでいたので、
借りて読むうちやはりはまってしまった。
鬼平犯科帳」、「剣客商売」など、大人の幅を感じさせる。
中でも私は「雲霧仁左衛門」が好きだ。

雲霧仁左衛門(前) (新潮文庫)

雲霧仁左衛門(前) (新潮文庫)

盗賊側から描く物語は、緊迫感があり、心地よい。
テレビでもドラマを見たことがあり、やはり優れていた。
最初に見たのは天知茂主演のもので、次に山崎努主演のものも見た。
私にとっては、どちらも良かったが、
特に山崎努版は演出、映像、音楽、どれをとっても素晴らしかった。
ただ、最後の話まで見られた記憶がなかったので、
ネットで調べてみたところ、やはりテレビ局の事情で放映されなかったらしい。
関西では、現在再放送をやっているので、
今度は録画して最後まで見るのを楽しみにしている。