2日目

昨日は例年通り、
神戸の家内の実家に行った。
家内の父も87歳と高齢なのだが、
案外元気そうなので安心した。
色々ご馳走になって、
満腹のあまり少々苦しいほどだった。
子供たちもお年玉をもらってほくほく顔だった。
こうして例年通りの正月2日目が終わったのだった。

犬復活

年末の1週間、
犬の体調が悪かった。
といっても下痢なのだが。
それでも散歩の時には、
スコップでフンを取ることができず、
水をたっぷり入れたペットボトルを持って出た。
この寒さでお腹が冷えたのか。
長く続くようなら、
動物病院に連れて行くことも考えていた。
幸い動物病院は年末年始無休だった。
特にクスリを与えることなく、
自然治癒に任せて様子を見ていたが、
晦日にようやく回復した。
今は元気にしているのでホッとした。
人も動物も健康が気になる今日この頃である。

2021年

本年もよろしくお願い申し上げます。
今朝は朝起きて犬の散歩に行ったが、
帰って来てから二度寝した。
そして家族揃っておせち料理やお雑煮を食べ、
神社に行くわけにいかないので、
母の葬儀をやってくれたお寺にお参りした。
帰ってくると、
案の定年賀状が来ていた。
喪中ハガキを送ったはずなのに、
というのが3枚。
あとは母の友人などからの7枚。
こちらは高齢の方が多いので、
とりあえず喪中ハガキを送っていなかったのだ。
これから次男と散歩に出て、
帰宅後はハガキ作りをしなければならない。
何となく穏やかな元旦である。

2020年終了

今日は大晦日だ。

2020年は大変な年だった。

よく激動の年などとありきたりの言葉を聞くが、

今年はまさしく激動の年であった。

コロナウイルスによる社会の大きな変化。

それに伴う仕事の形の変化。

去年年末にネコがいなくなったのが帰ってきた。

真言宗で在家得度した。

3月末には母が亡くなった。

4月には空手を始めた。

長男の就職が決まった。

そして20年続けてきた中国語教室を閉じることにした。

本当に色々あった2020年だった。

2021年はいい年になると思う。

皆様色々お世話になりありがとうございました。

来年もよろしくお願い申し上げます。

空手を始める(6)

「右脳の空手」は元東大教授の先生が、

65歳にして空手を始めた体験を書いたものであるが、

その中で私が25年前に習った先生が独立して一流一派を立てられ、

深遠な武術空手に到達されたことも書かれており、

その境地の高さが伺えるとても刺激に満ちた本であった。

 

右脳の空手

右脳の空手

  • 作者:大坪英臣
  • 発売日: 2016/04/01
  • メディア: 単行本
 

 早速見学に行かせていただき次の週には入会した。

今は真義館という流派の館長となられた麻山先生が教えてくださっている。

フルコン空手のクラスもあるのだが、

私はもうガンガンやる空手は出来ないので、

型クラスに入っている。

それでもその内容の深さや実戦に繋がる武術空手の恐ろしさは窺える。

道場の雰囲気は礼儀を重んじ、

型や動きの正確さには厳しいが、

和気藹々とした中にも緊張感があるいい雰囲気である。

特筆すべきは先輩方の懇切丁寧な指導で、

一生懸命に教えてくださる姿勢には本当に頭が下がる。

また折に触れて詳しく書きたいと思うが、

母が亡くなり世の中がコロナ禍で大変なこの年に、

このような素晴らしいものに出会えたことに感謝である。

 

空手を始める(5)

太極拳の会を辞めてから、

私にとって十全十美な取り組む対象を求めて、

色々な教室を渡り歩いた。

1年以上学ぶものもあれば、

講習会に参加しただけのものもあった。

自分これまで学んだ太極拳を練習しつつ、

自分の中国語教室の一部として、

太極拳教室も始めた。

一方で自分をもっと高めたい気持ちがありつつも、

一方で若干の諦めも出てきていた。

ランニングと自分の太極拳だけでもういいんじゃないか、

と思い始めていた。

そして50代後半になったある日、

書店で「右脳の空手」という本を見つけて買ったのだ。

 

右脳の空手

右脳の空手

  • 作者:大坪英臣
  • 発売日: 2016/04/01
  • メディア: 単行本
 

 

空手を始める(4)

30代後半は、

ほぼ仕事と子供のことで手一杯だった。

そして38歳のとき、

このままだと大したことも習得できないまま年をとってしまう、

という危機感が湧いてきた。

幸いその頃は、

不安定ながらも専門学校の仕事などができるようになっており、

余裕が少し出来たので神戸に太極拳を習いに行くことにした。

私が習いたい教室が神戸にしかなかったのである。

神戸の教室に約2年ほど通い、

その後東京にお住まいの先生に同じ流派の太極拳を教えてもらうようになり、

7年間その先生について学んだ。

その内容は素晴らしかったし、

私もその団体の大阪支部を任されるようにもなった。

しかし自営業をしながらのボランティア支部長がだんだん辛くなり、

後継者を育ててからその団体をやめた。

一度その先生と組手をしたことがあったが、

太極拳で素晴らしい実力をお持ちの先生が、

組手となると空手の動きであった。

もともとその先生もフルコン空手をやっておられたのだ。

また以前その先生から、

「北京の兄弟弟子と組手をやったりすると、

中国の人たちは慣れていないので上段回し蹴りなどをするとすぐ当たる。」

と言われていたのを思い出した。

やはり組手となると空手の動きが使いやすいのだと思えた。