空手を始める(5)

太極拳の会を辞めてから、

私にとって十全十美な取り組む対象を求めて、

色々な教室を渡り歩いた。

1年以上学ぶものもあれば、

講習会に参加しただけのものもあった。

自分これまで学んだ太極拳を練習しつつ、

自分の中国語教室の一部として、

太極拳教室も始めた。

一方で自分をもっと高めたい気持ちがありつつも、

一方で若干の諦めも出てきていた。

ランニングと自分の太極拳だけでもういいんじゃないか、

と思い始めていた。

そして50代後半になったある日、

書店で「右脳の空手」という本を見つけて買ったのだ。

 

右脳の空手

右脳の空手

  • 作者:大坪英臣
  • 発売日: 2016/04/01
  • メディア: 単行本