太極拳の会を辞めてから、
私にとって十全十美な取り組む対象を求めて、
色々な教室を渡り歩いた。
1年以上学ぶものもあれば、
講習会に参加しただけのものもあった。
自分これまで学んだ太極拳を練習しつつ、
自分の中国語教室の一部として、
太極拳教室も始めた。
一方で自分をもっと高めたい気持ちがありつつも、
一方で若干の諦めも出てきていた。
ランニングと自分の太極拳だけでもういいんじゃないか、
と思い始めていた。
そして50代後半になったある日、
書店で「右脳の空手」という本を見つけて買ったのだ。