細かい指導

昨日は午前の太極拳の後、

午後に空手と棒術の稽古に行った。

昨日このブログに書いたように、

来月は空手の昇級試験があるので、

全員揃っての基本稽古と型稽古の後、

先輩がつきっきりで型を見てくださる。

この指導が中々細かくて大変だ。

ちょっとした手の位置や回し方など、

僅かな違いだろうと思っていても、

そこに沖縄空手の伝統の技術があるので、

それこそを体現出来るように、

身体に染み込ませなければならないのだ。

一方太極拳も姿勢や動きの注意点はあるが、

気が流れやすいようにする、

または練りやすいようにする、

そのための細かい注意点であって、

身体の中身がある程度出来てしまえば、

それに従って個人の動きが出てくる。

昔の中国武術の雑誌に、

日本人の太極拳学習者は、

姿勢に細かすぎると書かれていた。

その点中国人の太極拳をやる人は、

ある意味アバウトなのだ。

とはいえ私は今は沖縄空手の初心者なので、

先生や先輩の言われることを、

素直に忠実に学ぶべきなのである。