ロレンツォのオイル

映画「ロレンツォのオイル」を見た。

太極拳の生徒さんがDVDを貸してくださったのである。
おおよその話は事前に聞いていたし、
かなり前に噂は聞いていた。
アメリカの6歳の男の子が、
ALDという難病を発症する。
発病後2年で死に至り、
治療の手だてはないと医師に言われるが、
両親は自分たちで医学や生化学を勉強し、
苦心のあげく専門家にも及ばない新発見をする。
治療に大きな効果のあるオイルを作り、
多くの子供達を救うことになる。
残念ながら自分たちの子供のロレンツォには、
すでに病気が進行していて完治には至らなかったが、
ロレンツォは30歳まで生きられたという。
映画の最後に、
発明されたオイルによって奇跡的な回復をした、
多くの子供達のコメント映像が流れるが、
それはとても感動的である。
この実話に基づく映画は、
障害児を持つ親に勇気を与える作品であるし、
その事実は世界にとって大きな意味を持つと思う。