黒い家

貴志祐介「黒い家」を読んだ。

黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家 (角川ホラー文庫)

太極拳の生徒さんから、
「知り合いがあまりに怖いために、
途中で読めなくなってしまった。」
という話を聞いていた。
どれほど怖いのだろう、
と興味を持って読み始めたが、
確かに気持ち悪くて怖い作品だった。
保険会社で働く主人公が、
保険金殺人の常習者と関わりを持ち、
狙われていくという話であるが、
この犯人の異常さが恐ろしいのである。
いわゆるサイコパスについての由来についても、
かなり興味深い話が書かれている。
生徒さんの言うとおり、
噂にたがわぬ気持ち悪さであった。
映画にもなっていたようだ。
怖いが映画も見てみたい気がする。
黒い家 [DVD]

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