ここのところ猛暑が続いていて、
熱中症で亡くなる人もいるというニュースを耳にする。
仮に熱中症になったとしても、
涼しいところで水分を補給すればよいと思っていたが、
どうもそんな簡単なことではないらしい。
それに関して、
これもやはり整体師の生徒さんから聞いた話。
その生徒さんは、
整体師になる前は建築関連の仕事をしておられ、
現場に出ることもあった。
あるとても暑い日。
現場で働く作業員の1人が、
周囲の人から水分をとるように盛んに言われていたが、
もう少しで仕事が終わるので、
ビールをおいしく飲むために水分を我慢していた。
と、突然、作業員はふらふらして倒れてしまった。
熱中症だと知った周りの人たちが、
「速く水を飲め。」と言って飲ませようとするが、
本人は意識はあるようだが、
立ってもおられず口さえ開けられない。
結局救急車で病院に運ばれ、治療により事なきを得た。
それを見たその生徒さんは、
熱中症は、なってしまっては本人はどうすることも出来ず、
予防するしかないのだとわかったという。
肝に銘じておくべき話だ。
