ニーズと特色

昨日の授業の生徒さんの1人は、整体師さんである。
2007年に開業される直前に、
私の主催する中国語教室で整体体験をやってみた。
教室にマットを敷いて、
教室に来られている生徒さんたちとその知り合いを中心に
整体とはどんなものか体験するのだ。
結果は、気持ちよくて寝てしまった人もいたが、
基本的には「痛い、痛い!」の連続であった。
話によると、身体が硬い人ほど痛く感じるそうだ。
痛くなくなれば身体が柔らかくなり、
健康になっていることの証であるという。
こんなに痛い施術で大丈夫だろうかと思っていたが、
その後開業されて3年以上、
固定客も着いて若干波はあるものの、
順調に経営されている。
先日、ウチの最寄り駅構内にあったマッサージ院が閉店した。
そこは開業して1年続いたかどうかであった。
最近はソフトなマッサージが流行っているが、
生徒さんの整体院は、本当に身体が硬くて辛い人対象で、
痛いほどの整体施術により身体が改善される。
その特化したニーズと技術が、経営を支えているのだろう。