去年、
猫鍋を買った。
猫が中で寝るための電気製品で、
コードを繋ぐと暖かくなる仕組みだ。
ところがうちの猫の1匹は電気製品が苦手で、
コタツですらスイッチが入っているときは、
中に入ろうとしない。
そこで猫鍋もスイッチを入れず、
薄い座布団を中に敷いてやると、
中で丸くなるようになった。
せっかく買ったのに使わないと勿体ないと思っていたので、
良かったと思っている。
横浜で太極拳の研修会が終了し、
新幹線で新横浜から帰るときまで、
まだ時間があった。
どうやって時間を潰そうか、
と考えていて、
横浜といえばと思い出したのが、
サラリーマン時代の会社及び寮のあった場所である。
ここへ30年ぶりに行ってみることにした。
場所はJR横浜線の鴨居という駅近くに会社があったのだ。
行ってみて驚いた。
駅がとてもきれいになっているし、
川にかかっていた橋は随分立派になっている。
会社はまだちゃんとあったが、
住んでいた寮は無くなっていて、
会社の試験場になっていた。
周辺のレイアウト的なものは変わらないが、
30年も経つとあたり前のことながら、
変化の大きさを感じたことであった。
一方色々なことを思い出し、
とても懐かしさに心が満たされ、
鴨居を後にしたのであった。
私も東京に行ったが、
先週は長男が東京に行っていた。
東京滞在の際のホテルやら交通手段なども、
自分で調べて手配している。
今月もう一度行くらしい。
また東京行きなどのために、
アルバイトも始めた。
主に交通誘導を行う警備員の仕事だ。
これも自分で探してきたバイトだ。
大学の方はどうかというと、
大学の授業は対面とZOOMの選択制で、
長男は専らZOOMにしているようだ。
色々長男も自分で考えて行動している。
ずっと心配してきたが、
少しずつ逞しくなっているようでうれしい限りだ。
いつもどおり、
東京方面に行くときは、
朝5時40分に高尾駅に着く深夜バスに乗る。
高尾山に登るのが恒例になっている。
到着するとかなり寒い。
前回はまだ暗い中登り始めたが、
今回はコンビニで食べ物と飲み物を購入してから登山開始。
少し明るいので登りやすい。
いつも登る1号路で一気に薬王院まで行ってお参り。
その後山頂まで行って朝食。
下山しようとするとかなりの人が登ってくるのに出会う。
6号路から降りようと思ったが、
事故か何かで通行止めと書いてある。
そこで自然が多いという2号路から降りることにした。
こちらは圧倒的に人が少なく、
途中すれ違う人は3人ほどだったし、
皆さん丁寧に挨拶を返してくださる人だった。
1号路だとどうわけか皆ほぼ無言ですれ違うのだ。
静かでいかにも山道といった2号路を行くと、
途中で蛇滝の修行場に出る。
こちらはまたいかにも修行するための場所といった風情であった。
2号路はいい道だと思ったが、
下山してから高尾駅までの道が長く、
かなり消耗した。
次回は6号路を行ってみたいと思う。
ここ数日、
新型コロナウイルスの感染者数が増えており、
ニュースで第三波が来たと騒がれている。
昨日夜の授業のために出勤した際、
途中のビルのエレベーター前で、
いわゆる防護服を着ている人が2人いるのが見えた。
上から下まで白い服で覆われていて、
テレビで見たパンデミック対応の人の格好だった。
ああここで感染者の人が出たのだなと思った。
確かに連日報道されている通り、
感染者数は増えているのだろうとは思うが、
実際には周りで感染したという人がいなかったので、
正直あまり実感はなかったが、
ここにきて防護服の人を見たことで、
身の回りにも迫ってきているのだということがわかった。
何とか収まってほしいと願うばかりだ。