先週「ゴジラ−1.0」を見に行った。
もうシニア料金で見られるのは有り難い。
平日の昼だったせいか、
中高年の人が殆どだったし、
思っていたより観客は多かった。
映画は主に戦後を舞台として、
日本に上陸して町を破壊するゴジラに、
人間たちがどう立ち向かうか、
という内容である。
スクリーンに迫ってくるゴジラは、
確かに迫力があって怖いが、
映画自体は人間ドラマが主体である。
昔の子供向けのゴジラの感じは無く、
大人向けの重厚な内容である。
私としては勿論面白かったのだが、
「シン・ゴジラ」の方が好きだ。
こうした作品に限らず、
ウェットなものよりドライなもの、
人間が苦難を克服する姿勢が、
淡々と描かれるものが好きなのだ。
しかし子供の頃に見ていたものが、
新たに大人向けに作られる昨今の流れは、
私としてはとても嬉しいことである。