パトリシア・コーンウェル「警告」を読んだ。
- 作者: パトリシア・コーンウェル,相原真理子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/12/10
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
最高作と言われているらしい。
今回は主人公の足を引っ張る連中が出てきて、
様々な妨害を行う。
そして連続殺人犯の異常さが際立つ。
確かに一気に読める小説であった。
ただこのシリーズを読んでいて、
アメリカ人の心理的な面をある程度知ることができ、
その感情の動きの激しさは、
やはり日本人とは異なることを意識させられる。
ワーカホリックでありながら、
冷静に事件に対処する主人公や周囲の人間が、
心理面となると感情むき出しにする言動は、
私などにとっては激しくて、
かつとても無駄なエネルギーに思える。
と、このような感想を持ちながらも、
次の作品を読もうと思っているのである。