パトリシア・コーンウェル「真犯人」を読んだ。
- 作者: パトリシア・コーンウェル,相原真理子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/12/06
- メディア: 文庫
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女検屍官シリーズである。
意表を突くどんでん返しがあるでもなく、
うならされるような謎解きがあるわけでもないのに、
なぜかこのシリーズにはまっている。
主人公のスカーペッタと刑事マリーノのコンビや、
その他主人公の取り巻くシチュエーションが、
妙に気になるのだ。
したがって作品も公開順に読むことにしている。
今回も連続殺人ものだったが、
主人公の大学時代の意地悪だった指導教授が、
事件のことで関わり合いになり、
真情を吐露する場面などは、
涙が出てきそうになるほど感動した。
とにかくパワーダウンしないこのシリーズを、
まだ続けて読んでいきたいと思う。