ダ・ヴィンチコード

ダン・ブラウンダ・ヴィンチコード」を読んだ。

ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット

ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット

いつごろかは忘れたが、
映画は見たことがあった。映画については、
何となく普通の謎解きものという印象だった。
しかし、
今回原作の小説を読んで面白いと思った。
殺人事件に絡んで、
次々と謎を解きつつ逃げていく緊張感や、
黒幕の意外性ももちろんあるが、
何より面白いのはその薀蓄である。
黄金比に関する話や、
ダヴィンチの天才性はもとより、
キリスト教関連の初めて知ることも多い。
安息日が日曜になった経緯や、
現在の聖書がかなり意図的に編集されている事など、
そうだったのかと納得する楽しさがある。
もちろん小説ではあるし、
どこまで本当なのかわからない。
また、
キリスト教文化で育った人にとっては、
おそらく異論はあるのだろう。
ただとにかく、
この数日間はのめり込んで読むことが出来た、
とても面白い小説だったのは確かだ。