卒業式

昨日は長男が終業式だった。
そして次男は、
特別支援学校中等部の卒業式であった。
障害のある次男は、
小学校は地元の普通校に通い、
中学部は特別支援学校にお世話になった。
そして高等部は、
少し離れたところにある支援学校に通うことになる。
住む地域や支援児童の人数の多さによるものだ。
支援学校の卒業式は独特だ。
長男の通った普通校の卒業式には、
小学校でも中学校でも、
ふてくされた子やふざけている子、
私語の絶えない子など、
態度の悪い子供が目立ったものだった。
肢体不自由児や知的障害児、
様々な障害を持つ子がいる支援学校では、
生徒も保護者も先生も、
真面目だし必死だし健気である。
苦労が多かったせいもあって、
その思いもひとしおである。
泣く先生や保護者も多かった。
次男ももう少し背筋を伸ばしてほしかったが、
立派な態度で誇らしかった。
感動的な卒業式であった。