亀待ち

昨日の日曜日。

弟と一緒に、

特別養護老人施設にいる叔母を見舞った。

2ヶ月に1回の恒例行事である。

叔母は年相応の衰えは見られるものの、

よく喋り元気であった。

施設からの帰り道。

弟の運転する車で走っていると、

急に弟が速度を落とした。

見ると前の道路を、

体長30センチほどの亀が横切っていたのだ。

我々は車を停め亀が渡り切るのを待った。

幸い後続車も無く、

亀は無事渡り切り、

我々も再び車を発車させた。

施設は山里と言っていい場所にあり、

のどかなところなのだが、

まさか亀待ちするとは思わなかった。