- 作者: 加門七海
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/01/25
- メディア: 文庫
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前半は特に加門七海が買った骨董など、
いわくつきの物について書かれている。
その他妖怪など様々な怪異について、
明るい感じで書かれているので、
読みやすく面白い。
途中の「怪談徒然日記」はすごい。
この作家は見える人なので、
日々遭遇する怪異について書いてあり、
こんなに見えたり雰囲気を感じていては、
生活が大変だろうと思うのだが、
この作家にとっては、
ある意味仕事の材料にもなっているのだろう。
また博学で文章もレベルの高いいい文章なので、
読んでいて心地が良い。
怖いけれどもとてもいい作品であった。