セバスチャン・フィツェック「前世療法」を読んだ。
- 作者: セバスチャン・フィツェック,赤根洋子
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2008/05/21
- メディア: 単行本
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刑事専門弁護士の主人公が、
脳に腫瘍のある少年の依頼を受ける。
前世療法を受けた少年が、
過去世で行った殺人についての依頼である。
その少年の言う殺人現場に行くと、
次々に死体が見つかる。
主人公や周囲の人々を操ろうとする声の主など、
そこから様々な追跡と捜査が始まる。
前作もそうだったが、
この作家の作品はそもそもの設定がユニークである。
読んでいて映画を見ているようなスピード感があり、
どんどん読み進んでしまう。