感染

仙川環「感染」を読んだ。

感染 (小学館文庫)

感染 (小学館文庫)

作家はこの作品で賞を得てデビューしたようだ。
連続殺人事件が起こり、
医学の研究者である主人公と、
医師の夫が実は関わっていて、
人体実験や利権に絡む背景が浮き彫りになる。
いわゆる医療ミステリーである。
普通にドラマの原作になりそうな、
読みやすく完成された作品である。
この作家の作品は以前も読んだが、
文体がとても読みやすいのが良い。
他の作品も読むつもりである。