感受性

先日、
太極拳の生徒さんから聞いた話。
この生徒さんは声楽をやっておられ、
仕事の傍ら子供に歌を教えている。
コーラスグループを指導していた時、
新しい歌を教えて練習し、
休憩時間になった。
すると、
グループの小学校3年生の男の子が、
しくしく泣いている。
そして横にいるその子の弟が慰めている。
ケンカでもしたのかと思い、
「どうしたの?」
と聞いてみると、
男の子は、
「歌詞の内容に感動した」
と答えたそうである。
どんな歌かは聞いていないが、
小学校3年生の男の子がこの感受性である。
昔クラスに、
素晴らしい俳句を作る同級生がいたのを思い出した。
時々こういうことがある。