芦原英幸正伝

小島一志、大志「芦原英幸正伝」を読んだ。

芦原英幸正伝

芦原英幸正伝

前から読みたかった本である。
1日で読み切ってしまった。
それほど興味深く面白い本であった。
芦原英幸という人のことは、
空手や格闘技のファンならよく知る人物である。
私が子供の頃、
夢中になった「空手バカ一代」の
準主人公と言っていい空手家である。
空手バカ一代(10) (講談社漫画文庫)

空手バカ一代(10) (講談社漫画文庫)

以前から、
私の周囲には芦原空手を学ぶ人が多くいたし、
私自身社会人となってから、
この系統の空手を学んだことがある。
この本は空手家の生涯を描いたものであるが、
漫画とは違い、
大人の世界の複雑な事情が虚飾なく書かれている。
初めて知ることも多かったが、
この魅力的な空手家についての内容の濃い1冊であった。