空手仙人

先ほど神戸から帰ってきた。
先日古龍の「歓楽英雄」を読み終え、
梅田に出た際、本屋で買った、
「空手仙人岸信行」という本も読み終えた。

私は小学生時代から、
空手バカ一代」を読んで育った。
空手バカ一代(1) (講談社漫画文庫)

空手バカ一代(1) (講談社漫画文庫)

この世代にとっては懐かしい人の本である。
一言で言えば、
極真空手の有名選手から師範になり、
アメリカを中心に活躍して、
現在では日本で道場を開いておられる、
空手の先生の人生論である。
捨て身で生きてこられた迫力が伝わってくる。
フィクションだとこうはならないが、
何か血が沸き立つ感じがした。