また佐々木譲の警察小説を読んだ。
「制服警官」である。
- 作者: 佐々木譲
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 文庫
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だが、主人公は刑事ではなく、村の駐在さんである。
赴任してきた駐在警官が事件を解決していく短編連続ものだ。
小さな村でも様々な犯罪があり、
有力者の汚職などもある。
続きが気になって一気に読んでしまう面白さだ。
よく田舎はのんびりしていていいだろうなと思ってしまうが、
狭い閉鎖社会の中でのしがらみや慣習による犯罪隠しなど、
結構嫌な恐ろしい面もあるのだなと認識させられる。