図書館

子供が生まれてから、図書館を利用することが増えた。
ひとつは、絵本を借りるためである。
気に入ってもすぐ飽きてしまう絵本を、
毎回買っていたのではもたない。
したがって、図書館がありがたい存在となる。
また、子供が生まれると経済的にも大変で、
自分の本も買うより借りる方がよくなる。
現在も、子供の本も我々親の本も、
かなり図書館から借りて読んでいる。
先日ここに書いた「遙かなるセントラルパーク」では、
20世紀初頭のスコットランドで、
職にあぶれ、寒さをしのぐ人たちが、
図書館に来る模様が描かれている。

そのうち何人かの人が、長くいる図書館で本を読み、
勉強した結果、その分野の専門家となり、
図書館から巣立っていく話が書かれている。
大阪の図書館にも、
実はそういう人がいるかも知れない。