いるのいないの

京極夏彦「いるのいないの」を読んだ。

怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)

怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)

これは子供向けの怪談絵本である。
あるテレビ番組でこの本を紹介していて、
それで知ったのである。
出演者が最後のページを見て、
「うわっ」と驚いていたので、
ぜひ見てみたいと思い、
今回図書館で借りてきたのだった。
古いおばあさんの家で暮らす小学生の話で、
最後のページにぞっとするオチがある。
とにかく絵がいい。
古い家の中のあちこちにいるネコが可愛いし、
子供の心細げな表情もいい。
最後のページのインパクトも、
この絵にあずかる所が大きい。
家族にも見せたが、
みんな喜んでいた。
一度は見たい絵本である。