晏子

月曜日の授業で文を読んでいるが、
先日読んだ文に「晏子」が出てきた。
それがきっかけとなって、「晏子」を読むことにした。

晏子(一) (新潮文庫)

晏子(一) (新潮文庫)

やはり生徒さんが教室に寄贈してくださった本の中にあった。
ここしばらく、電車の中では必ず眠っていたが、
少し余裕が出てきたので読むことにしたのだ。
晏子老子孔子とほぼ同時代の人で、
戦略家、政治家と言えるだろう。
読み始めると、どんどん読み進んでしまう。
晏弱と晏嬰の親子の物語である。
こうした古代の物語はとっつきにくさを感じるものだが、
読み始めると、その緊迫感と後がどうなるかが気になって、
とっつきにくさを忘れてしまう。
やはり食わず嫌いはよくないと思う。