近所のおばあさん

家内から聞いた話。

昨日私が仕事に行っている時、

近所のおばあさんがウチに来た。

来年4月から施設に入るという。

もう食欲が殆ど無いそうだ。

その話を聞いて感慨深かった。

このおばあさんは、

亡くなった母と仲が良かった。

娘が3人いて私や弟とは幼馴染であった。

こだわりなく人と接する人で、

「放送局だ」と陰口をきく人もいたが、

不思議と人に好かれる性格だった。

話を聞いて、

自分の子供時代を思い出すとともに、

時の流れを感じざるを得なかった。

試験休み終了

期末試験終了後、

約2週間の試験休みがあったが、

それも昨日で終了した。

夏休みの後のこの休みも、

結局次から次へとやることがあり、

のんびり休めたという感じはない。

しかし後期からは、

少し授業のコマ数を減らせたので、

前期に比べると少し楽になる。

これから年末にかけて、

また次々とやることがあって、

それなりに忙しくなりそうである。

ともあれ今日からまた、

専門学校の仕事が始まるのだ。

クスリの回数

以前このブログでも書いたが、

目下ウチで悩みなのは、

自閉症の次男の癇癪である。

本人がコントロールできないだけでなく、

周りも消耗するのだ。

昨日は家内と私が次男を連れて、

主治医の医院に行った。

半年に1回の定例の診察である。

医師に癇癪の対処法を相談した結果、

興奮を落ち着かせるクスリの回数を、

1回増やすことになった。

またクスリの使用法及び使用量について、

詳しく聞くことができた。

それを聞いて家内と私は安心した。

次男の癇癪が無くなれば、

我が家はとても平和になるのだ。

定例の診察ではあったが、

今回は安心材料の大きな回であった。

ノラネコ退散

新しく犬を飼うようになってから、

生活上の変化は幾つもあった。

勿論それは当然なのだが、

なるほどやはりそうか、

と思うことがあった。

去年飼っていた犬が死んでから、

庭に沢山ノラネコがやってきた。

そして我が物顔で歩き回り、

庭のあちこちに大小便をしていく。

ネコの姿を見るぶんには問題無いが、

大小便をあちこちされるのはたまらない。

処理をする家内がこぼしていたが、

新しく仔犬が来て、

庭を縦横無尽に走り回るようになると、

パッタリとノラネコの姿を見なくなった。

やはり無邪気に元気一杯走る奴がいると、

ノラネコも影を潜めるのだな、

と改めて思ったことであった。

巳成金

巳成金とは、

「みなるかね」と読む。

弁財天の年に1回の縁日である。

昨日は比叡山に行き、

比叡探訪というイベントに参加した。

前回は横川の元三大師堂に行ったが、

今回は無動寺の弁天堂である。

ここには今までに何回も行っているが、

詳しい話を聞きたかったので参加した。

参加者は22名で女性が多かった。

根本中堂や無動寺明王堂に行った後、

弁天堂で護摩に参加する。

相応和尚が弁財天を感見した場所や、

真言の由来などを知ることが出来た。

「おんそらそばていえいそわか」は、

インドの女神「サラスヴァティー

の音から来ていたのだ。

そして「巳成金」とは巳が金に成る、

ということである。

巳は蛇のことで、

弁財天の頭上の宇賀神王を指し、

それが金に成る、

という縁起のいい日なのだ。

日曜で且つこの縁日なので、

我々以外に参加された信者数も多かった。

何となく気に入って、

何度も行っていた弁天堂だったが、

偶然縁日に行けたのは幸運であった。

パピー教室1回目

犬のワクチン接種で、

動物病院に行った際、

パピー教室の案内をもらった。

オリエンテーション込みで6回。

子犬のトレーニングをするのだ。

必要だと思ったので参加を決めた。

家内と犬を連れて行ったが、

前回より車を怖がって、

途中で動かなくなることが2回あった。

抱っこして動かし何とか行った。

病院では他の子犬が3匹。

内容は身体を触られても、

嫌がらないように慣れさせること。

他の犬との接触に慣れさせること。

他にご褒美のエサについてなど。

1時間半ほど教室が行われた。

全6回で6000円。

専門の教室に通うことを思えば、

とても安い。

1週間後の次回まで復習もする。

犬はうまくできて、

こちらも楽しく、

ちょっと新鮮な体験であった。

アストリッドとラファエル

ネットがあるせいか、

テレビをあまり見なくなった。

それでも時々面白い番組があると見る。

最近ではNHKの海外ドラマを見ている。

「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」である。

www.nhk.jp

フランスの刑事ドラマで、

ラファエルという女性警視と、

アストリッドという犯罪文書係の女性が主人公。

このアストリッドが自閉症で、

サヴァンのように記憶力と集中力がとても高い。

その能力を活かして事件を解決していくストーリー。

アストリッドが学生時代にいじめを受けるところや、

社会になじめず苦しむ様やパニックになった時など、

自閉症の子供を持つ親としては見ていて胸が痛むが、

事件解決に向かう小気味よさと、

コミカルで明るいドラマの感じ、

さらに相棒の女性警視が自閉症を理解していき、

2人の間が縮まっていく流れが好ましい。

毎週楽しみにしているドラマである。