詐欺被害顛末(5)

警察に一応通報したが、

消費生活センターにも通報しようと思い、

詐欺サイトのアドレスを、

もう一度確認しようと探していると、

全く同じ内容のサイトを見つけた!

これもウイルスバスターでは、

まだ危険サイトの表示が出ていない。

サイトに掲載されている写真も、

細かいところまで同じで、

商品の構成や値段も全く同じだった。

私が騙された絶版の空手の本も、

もう1冊の本と合わせて2冊セットで、

6715円と全く同じ値段で売られている。

ここに来て2回目に相談した、

地元警察の警官の正当な取引だ、

という意見が完全に間違いであることが、

はっきりした。

欠品しているという商品が、

アドレスこそ違えど、

全く同じ内容のサイトで売られているなど、

正に嘘以外の何ものでもないではないか!

恐らく犯人は過去に実際に存在した、

ネットショップのサイトをコピーして、

何度も使い回しているに違いない。

更に言うならば、

私が警官の言う通りに正当な取引と思い、

犯人とコンタクトをとっていたならば、

二次被害に遭っていた可能性すら、

否定出来ないではないか!

勿論警官は意図してなかっただろうが、

ちゃんと被害者に対応しなかったことで、

結果として警官が犯罪を助長する形になる、

という可能性もあったのだ。

警察が当てに出来ない以上、

とにかく消費生活センターに行くしかない。

そこで地元のセンターに電話して、

相談に行くことにした。