高野山結縁灌頂(2)

授戒式を終えて、
そのまま金堂へ向かう。
もうすでに入り口には、
結縁灌頂を待つ人が、
列を作って入場を待っていた。
自分もそのあとに並ぶ。

やはりこういうものは若い人より、
私くらいの年齢の人が多い。
時間が来て説明を聞き、
中に入って行く。
薄暗い中で「南無大師遍照金剛」と唱え、
また授戒を受けてその後は、
印と真言を教わって唱えつつ、
メガネを取って目隠しをされる。
印を作った手をそのまま前の人の背中につけ、
前の人に続いて歩き、
お坊さんに誘導されつつ前に進む。
いよいよ本格的な儀式と言う感じであった。