野天将棋

夏休み中の私の日課は、
午前中に次男と買い物、
その後庭の草むしり、
昼食を食べさせ、
午後は次男とどこかへ出かける。
ほおっておくと、
次男はずっとゲーム三昧になってしまうので、
それを避けるために外へ連れ出すのである。
先日も午後の恐ろしく暑い中、
1つ隣の駅まで散歩に出かけた。
時間は午後1時半から2時半ごろ、
最も暑いときなので、
道を車や自転車とすれ違うことはあっても、
歩いている人とはほとんど会わなかった。
しかし、
隣駅の近くの公園に差し掛かった時、
一群の爺さんたちが座っているのを目撃した。
何とこの暑いのに、
野天将棋をやっているのだ。
ちゃんと10席くらいの机、イス、将棋盤があり、
みんなシーンとして真剣に将棋をしている。
少し離れた場所にも、
同じように10席近く設けてある。
おそらく定例化しているのであろう。
去年うちの近くに長くあった碁会所が閉店したが、
こうした場はしぶとく生き残っているようだ。