ビブリア古書堂の事件手帖2

三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖2」を読んだ。

少し前の日経新聞に、紹介記事が載っていた。
興味を持って図書館で借りようとすると、大変な人気で、
何冊も所蔵されているにもかかわらず、
ほとんど借りられていた。
結局1冊だけ残っていたのを借りたので、
2巻から読み始めることになったのである。
紹介記事で知っていたが、
古書店の店主と店員が古書を巡る謎を解くシリーズだ。
読んでみて、
やはり本が好きでかなり詳しい人でないと書けない話だと思った。
こういう話を思いつく発想力も素晴らしいと思う。
ただ、読んでいて台詞などは、
やはりアニメやドラマの影響は濃いと感じた。
1人称で書かれる文に、
相手の台詞に対するつっこみを入れるのは、
昔にはなかった手法である。
とはいえ、明るいし面白く興味深いので、
1や3も読みたいと思っている。