意地

今期に新しく入られた生徒さんは、
60過ぎの男性である。
2年間市民講座で中国語を学んだ後、
発音その他で物足りなく感じて、
私の教室に来られた。
そして4月から声調の修正に取り組んできた。
ゴールデンウイーク明けの昨日の授業で、
明らかな進歩が見られた。
休みの間に努力されたのがよくわかった。
一般に女性の生徒さんは、
最初から素直に学ばれることが多い。
一方男性は自分なりに学んで、
自分流のやり方が通用しないとわかると、
意地になって必死に努力される。
こういう仕事をしていて、
男女の傾向の違いがよくわかるのも面白いことの1つだ。