久しぶりの会話

昨晩家の電話が鳴り、私が取った。
携帯電話が普及するようになってから、
家の電話が鳴るのはセールスが多かったので警戒した。
しかし、相手は数年ぶりに電話をかけてきた、大学時代の友人であった。
大学時代には特に仲のいい数人の仲間がいたが、彼もその1人で、
大学4年の時には、彼とは毎日のように飲み歩いたものだった。
来月大学の記念行事があるので、自分は東京に行こうと思うが、
私が参加するかどうか尋ねてきたのだった。
残念ながら私は参加できないのだが、お互いの近況報告などした。
内容は年相応であったが、声や話し方は大学時代と変わらない。
秋田に住む彼とは滅多に会う機会もないが、
久しぶりに懐かしい話ができたことであった。