救急

昨日から母が海外旅行に出かけている。
そこでしばらく行っていなかった犬の散歩に、
私がまた行かなければならない羽目になった。
他の犬に会ったりしたくないのと、
犬の散歩の後にジョギングしたりするので、
どうしても早く起きる必要がある。
というわけでやはり朝4時半に起きた。
犬は大喜びだ。
早朝のシーンとした中を歩いていると、
近所の家で明かりがついていて、スタスタと人の歩く音がする。
早い仕事に出かける人なのかと思っていると、
水色の服にヘルメットを被った人が3人、
「1,2,3、よいしょっ!」
と言いながら毛布にくるまれている人を担架に乗せているではないか。
ウチの近くには車の入りにくい狭い道も多いので、
救急車が入れなかったのだ。
通り過ぎて少し広い道に出ると、
果たして赤いライトがチカチカしている救急車が目に入った。
早朝から急病人が出たようだ。
朝から少し緊張感が走ったことであった。