今朝も４時２０分に起きて、
犬の散歩に行った。
もちろん外は真っ暗だし、
とても寒いのであるが、
この時間帯は一種特別な感じがする。
新聞配達のバイクの人以外、
誰にも会わないこともある。
それは何かとても落ち着く時間でもある。
今朝はいつもと少し違った。
ある家の前に救急車が止まっていて、
救急隊員と乗せられようとしている老人が、
なにやら話していた。
少し行くと、
ある家の前をバイクが止まっていて、
バイクにまたがる中年男性と、
その家の主婦と見られる女性が話し合っていた。
女性は涙声で泣きながら話していた。
私は犬とともに足早に通り過ぎたが、
今朝はわずかな人の人生模様を垣間見たようだった。
