以前にも書いたが、
火曜日の後半クラスの生徒さんに多芸な人がいる。
詩吟もやっておられるが、生け花もやっている。
今日その関係の話を聞いた。
いろいろその業界や組織の内部事情なども聞いたのだが、
面白かったのは、花の話だった。
普通花を生けるのに使う花は、一般のお花屋さんで買うが、
大きな行事で生ける場合は、
やはりその団体御用達の花屋さんの花を使うのだそうだ。
そこの花は、やはり一般と比べると結構値が張る。
しかし、それだけのことはあるのだそうだ。
一番は、鮮度の保ちが圧倒的によいことだ。
よくない花屋のものを使うと、
買った翌日にはしおれていたりするのに、
その御用達の店で買うと、数週間保つこともあるのだ。
その点では、他の店とは圧倒的に違うのだそうだ。
なぜそうなのかについては、やはり、
仕入れから売りに出すまでのケアの徹底ぶりに
その理由があるようだ。
「商売は道によりて賢し」というが、
どんな仕事にも優れたやり方が存在するのだろう。