太公望

最近通勤の行き帰りに電車の中で読み始めたのが、
太公望」である。

太公望〈上〉 (文春文庫)

太公望〈上〉 (文春文庫)

あまりにも釣りのイメージが強いが、
読んでいると、知らないことが多いのに驚く。
「覆水盆に返らず。」も太公望の故事と思われていたが、
でっち上げの作り話なのだとわかった。
相当昔の古代の物語なので、
中国の話だという感じがしない。
ただ、他の宮城谷作品同様、
面白くて、空き時間にすぐ読みたくなる。