今日は中国人講師による会話授業があった。
テーマは「私の１日、１週間、１年」であったが、
話が子供の教育関係に流れていってしまった。
中国人の先生のお子さんは小学校高学年だが、
いわゆる大手学習塾に週３日通っているという。
その塾には、勉強のよくできる子供が集まっているそうだ。
ただ、話を聞いていると、
そのお子さんもかなりストレスを抱えているようだった。
私も学習塾には通ったし、
大人になってから大手学習塾の講師をやっていたこともある。
しかし今の時代は、受験戦争に勝ったからと言って、
幸せになれる時代ではない。
受験戦争に勝ち抜いた方も、挫折した方も、
精神的に病んでいる場合が多いと思う。
私の現在が決してよいものであるとはいえないが、
それなりに自分を生かす道につくことができ、
様々な大変なことを抱えつつも幸福である。
それは、素晴らしい人と出会えたからだと思っている。
勉強も必要だが、その子に合った学習体制を整えることと、
様々な生き方の可能性を教え、
また本人が見つけていけるような方向性を持たせてあげることが、
親のつとめなのではないかと思っている。
