評価

父の死後、生徒さんと生き方や死ぬということについて、
話すことが何回かあった。
自分が死んだときに、
どれほどの人がその死を悼んでくれるか、
参列その他を含めて、単純には言い切れないが、
ある意味では、
その人の生涯の来し方についての評価と言えるかもしれない。
死を悼んでくれる人が仕事関係の人ばかりだったとしても、
仕事上でその人が為したことへの評価とも言えるだろう。
仕事関係以外の人が多くその死を悼んでくれたとしたら、
それはさらに、
その人自身の人格や生き方を象徴するものの一つと言えるだろう。
さて、自分が死んだらどうだろうか?
そう考えると、死んだ自分は知るすべはないとしても、
家族が寂しい思いをしないような
人から評価される生き方をしたいものだ。