東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を読んだ。
名前には聞き覚えはあったが、
今回初めて読んだ。
雑貨店の主人が始めた手紙を通しての悩み相談が、
時代を越えていくつもの家族や人をつなげていく、
というようなストーリーである。
雑貨店以外に児童養護施設も重要な場所として出てくるので、
特に子供を巡る家庭環境や家族というものが、
とても印象付けられる。
途中何ヶ所かホロリとさせられる。
映画化もされたと生徒さんから教えてもらった。
さらに日中合作での映画化もあったそうだ。
私が教えている香港・台湾・中国の学生たちにも、
東野圭吾作品はとても人気がある。
やはりよくできた作品だと思えるし、
人気が出るのもむべなるかなと思わせてくれる。
映画の方も見てみたいものである。