放課後

東野圭吾「放課後」を読んだ。

放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)

江戸川乱歩賞受賞作とあるので、
初期の作品なのだろう。
高校の数学教師が主人公の推理小説である。
いわゆる「密室殺人」があり、
高校を舞台に教師や生徒が様々な思惑で動く。
それが複雑に絡み合っているので、
最後まで犯人がわからない。
かなりいろいろな要素をひとつの作品に盛り込んでいる。
久しぶりに典型的な推理小説を読んだ気がした。