数年前に、
ある人から施餓鬼をやったほうがいいよと言われた。
その頃は施餓鬼のことを知らなかったのでそう言うと、
ならば写経でもいいと言われたので、
京都の東寺に行って写経をした。
その後施餓鬼がどういうものかを知り、
さらに家内の実家では毎年施餓鬼供養に参加しているとのことだったので、
今年の夏は私もその供養法要に参加させてもらうことにした。
お盆ということもあってか、
自分の親族や先祖の供養も行うが、
自分とは直接関係のない霊に対して供養を行うのが施餓鬼である。
台湾では「拝好兄弟」といって、
やはり功徳があるとされている。
家内の実家の近くのお寺に行き、
お坊さんたちがたくさん来られて法要が行われた。
内容的には理趣経が唱えられていたのはわかった。
名前だけ聞いていた行事に参加できたのは、
ちょっと貴重な体験であった。