私の幽霊

友人朱川湊人氏の「私の幽霊」を読んだ。

サブタイトルは、
ニーチェ女史の常識外事件簿」
である。
ニーチェ」のあだ名がある女主人公が、
相棒の博物学者とともに不思議な事件を解決する話である。
6編の短編から成っている。
ただの幽霊ものでもなく、
またただの事件ものでもない。
あまり怖い内容ではなく、
「泣けるホラー」の朱川氏ならではの、
ホロリとさせる切ないストーリーである。
特に私は第二話の「きのう遊んだ子」が好きだ。