まほろ駅前多田便利軒

三浦しおん「まほろ駅前多田便利軒」を読んだ。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

何となく読み始めて、
その設定が以前映画で見たことがあるのに気付いた。
そしてシリーズ化されていて、
マンガなどにもなっていると知った。
確かに面白い。
主人公である多田と行天の過去についても興味深い。
特に行天のキャラクターは独特である。
様々なトラブルに巻き込まれつつも、
周囲の人間との絆を深めていく様子がよい。
やはり三浦しおんは才能ある人だと思う。
ユーモラスで痛快でホロリとさせられる、
読み応えのある小説であった。